販売員も、しっかり教育者からの指導を受けています。
苦情処理センターでは、謝ることが日常茶飯事、マニュアル化された教育では、心がこもっておらず、不誠実だとお客さまに思われてしまうことさえあります。
言い訳でなく、事実説明でなければなりません。
デパートやホテルなどで、購入した品物やサービスについて、苦情を言う機会はあるものです。
一部を除いて、返品や交換に関して柔軟ですから、遠慮せずにはっきり主張しましょう。
また、くどくど言わないことを教育指導では意識する、こうした意見も聞かれます。
これは、「あなたなしではできなかった」などと、褒める際に出る意見で、自己満や高飛車、浮き足立ってしまったり、役立つ意味を勘違いするなどの逆効果になりかねません。
結果的に、失敗した時の謝り方が問われてしまいます。
本当に悪いと思っているのか、分からないということです。
謝る時の表情も問題で、同僚や迷惑をかけた部下に軽く謝るにしても、笑顔を見せることさえあるようです。
ゆとり教育ではないにしても、ゆるい教育を受けてきた者の機能表現を改めさせるには、難しさがあるようです。