相手が言っていることややっていることが分からないなら、意味を尋ねましょう。
学校などの教育現場に置き換えても、質問する、答えてもらう、分かるというサイクルを大事にしています。
質問ができる環境や対人関係であることは大事でしょう。
学校では、積極的に生徒の質問力を伸ばす教育が進められなければなりません。
もちろん、教育者の教え方に問題があって、質問のオンパレードになることは除外し、「いい質問だね」という言葉を、先生が口に出したくなる質問が飛び交うのが理想です。
むしろ、積極的に聞いていいのです。
マスターする、理解するためには尋ねることは必要なのです。
また学校のテストは、分からないなら暫く考えたり、場合によっては諦めたりすることがあります。
「分からない」をそのままに、先に進むしかありません。
ですが、実際には黙り込むことや、途中で破棄する訳にはいきません。
国語や英語などでは、会話に当てはまります。
分からないなら分からないと言う、相手に聞く、考えたいにしても時間がほしいことを伝える、このオープンな表現方法を用いれる環境であれば、学ぶ気力も失われにくいのではないでしょうか。